米国の誇りを胸にC.カー奮起! W宮里にも注目
更新日:2010/10/07 13:30
掲載日:2010/10/07 11:50
クリスティー・カー(米)が母国の威信にかけて負けられない戦いに臨む。
現在世界ランク3位で米国勢トップのカーの両肩には、アジア勢を筆頭に米国以外の選手ばかりが強く本国のスポンサーが離れがちな米女子ツアーの命運がのし掛かっている。今季2勝でLPGA選手権では後続に12打差の圧倒的なメジャー優勝を飾っているカーは、入れ替わりの激しい世界ランクでも通算4週No.1の座についており、本国からの期待は高まるばかりだ。
そして今週、約1か月ぶりの試合となる米女子ツアーのナビスターLPGAクラシック(現地時間7〜10日/アラバマ州、RTJゴルフトレイル)で、カーは宮里藍など若手外国勢にこのままツアーを引っ張らせまいと、全力で勝ちにいくはず。もちろん、現世界ランク1位の宮里藍もこれに受けて立つ。今年の「最大の目標」と公言するプレーヤー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を勝ち取るためにも、シーズン終盤戦は毎試合が正念場となる。
さらに、前週国内女子ツアーの公式戦、日本女子オープンゴルフ選手権競技でプロ初優勝を飾った宮里美香も参戦。「今度はアメリカで勝ちます!」と米女子ツアーでの勝利宣言も飛び出しているだけに、日米両ツアーを股にかけた2週連続優勝に期待がかかる。