尾崎直道、殿堂入りの兄に続けるか!?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/07 12:15
尾崎直道が兄・将司の世界ゴルフ殿堂入りにパワーをもらい、米チャンピオンズツアー初優勝をメジャータイトルで挙げようと燃えている。
現在賞金ランク30位と来季のシード権ぎりぎりの直道は、シーズン終盤を迎えた同ツアーで踏ん張り続けている。そんな中に届いた知らせが、これまでほとんど海外で戦うことをせず日本を主戦場にしたてきた兄・将司の殿堂入りだ。
尾崎3兄弟の末っ子である直道は兄とは違う道を歩み、レギュラーツアー時代から米国での戦いを選んできた。いまだ勝ち星には恵まれていないが、それでも毎年、シード権を獲得して戦い続けるエネルギーは大変なもの。兄の朗報についても、日本にいる本人以上に、米国にいる直道にはその重みが分かる。兄を尊敬しつつも、兄を超えよう常に努力してきた男に出来ることはただ1つ。現地時間7日に開幕する米チャンピオンズツアーの今季メジャー最終戦、コンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権(メリーランド州、TPCポトマック at アヴネル ファームズ)で優勝することだ。
当然、メジャー大会だけにライバルは実力者揃い。ベルンハルト・ランガー(独)、ジェイ・ハース(米)、フレッド・カプルス(米)、コリー・ペイビン(米)、トム・ワトソン(米)、ローレン・ロバーツ(米)らシニアの強豪を相手に、“ジョー尾崎”が“ジャンボ”に続く快挙を目指す。