L.ウェストウッド、欧州ツアーで世界ランクNo.1目指す!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/07 13:07
リー・ウェストウッド(英)がライダーカップ勝利の余韻に浸りながら、世界ランクNo.1の座を狙っている。
現地時間7日開幕の欧州ツアーは、聖地セントアンドリュース、カーヌスティー、キングスバーンズの3コースを使って行われるアルフレッド ダンヒル・リンクス選手権。大会前に発表された最新世界ランクでフィル・ミケルソン(米)を抜き2位に浮上したウェストウッドだが、今大会で優勝または2位となればタイガー・ウッズ(米)も抜いてNo.1の座を奪えるのだ。
米男子ツアーのプレーオフシリーズは子供の夏休みと日程が重なるため出場を回避し、「ファミリーを犠牲にしまでアメリカで戦いたいとは思わない」と話すウェストウッド。実は、来季の米ツアーのメンバーになるべきかどうかをマネージャーと話し合っていたという。今季はマスターズと全英オープンのメジャー2大会で単独2位に入るなど好調なシーズンを送っていただけに、来季の米ツアー参戦も十分に考えられた。
しかし、米ツアーのメンバーになるためには出場義務の15試合をプレーしなければならない。「ファミリーを犠牲にしたくない」ウェストウッドは、自宅と愛する家族がいる欧州をホームツアーとする決意を固めたのだ。
なお、ヨーロッパ勢の世界ランク1位はニック・ファルド(英)の1994年が最後。ウェストウッドは米ツアー中心のゴルフ界に疑問を呈し、欧州にしっかりと根を下ろしながら、16年ぶりとなるヨーロッパ人の世界No.1を目指す。