B.リカーイ初優勝、C.カー5位タイ… 藍の世界1位は動かず
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/18 09:30
美形ゴルファー、ベアトリズ・リカーイ(スペイン)がルーキー対決を制して嬉しいツアー初優勝を飾った。
米女子ツアーのCVS/ファーマシーLPGAチャレンジ(カリフォルニア州、ブラックホールCC)は現地時間17日に最終ラウンドを行い、首位タイからスタートしたツアールーキーのリカーイが4バーディ、2ボギーの2アンダー70をマーク。通算14アンダーまでスコアを伸ばし、同期のグラディス・ノセラ(仏)に1打差をつけ今年度のルーキーで優勝一番のりを果たした。
「最近ゴルフの調子はとても良かったので、いつか勝てるとは思っていましたが、こんな結果になるとは…。優勝したことが本当に信じられない気持ちです。アドレナリンは出ていたけど、心の中は怖いくらい冷静でした。これから(次週のトーナメント開催地)マレーシアに飛びますが、飛行機の中で改めて優勝の喜びを噛み締めたいです」と興奮した口調で語ったリカーイ。欧州ツアーで経験を積み昨年のQスクール(プロテスト)に合格。本格参戦した今季は出場14試合で10回予選落ちを喫するなど苦労の連続。だが自らを信じ努力を重ね、出場15戦目にして遂に念願の栄冠を勝ち取った。
その他、通算12アンダー3位タイにベテランのミッシェル・レッドマン(米)とカリーン・イシャー(仏)が入り、現世界ランクNo.2のクリスティ・カー(米)が通算11アンダーでウェンディ・ワード(米)と並び5位タイ。なお、今大会でカーが単独3位以上の成績を収めれば世界ランク1位に浮上するはずだったが、5位タイに終わったことで宮里藍の世界ランク1位の座に変動はなし。