今田竜二、優勝届かずも今季最高6位タイ!
更新日:2010/10/18 13:04
掲載日:2010/10/18 09:31
アメリカで独り戦い続ける今田竜二が今季自己最高位でフィニッシュした。
現地時間17日に行われた米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープン(カリフォルニア州、コードベールGC)最終ラウンド。首位と5打差の3位タイからスタートした今田は2バーディ、4ボギーの2オーバー73とスコアを落としながらも、通算10アンダー6位タイでフィニッシュ。08年のAT&Tクラシック以来となる同ツアー2勝目には届かなかったが、今年3月のアーノルド・パーマー招待の7位タイを上回るシーズン最高位で 4日間の競技を終えた。
初日から上位をキープしていた今田だったが、最終日は苦しいゴルフとなってしまった。序盤の4番でボギーが先行すると、6番、8番でもスコアを落としリーダーボードを急降下。しかし、前半最後の9番パー5でようやくこの日初バーディを奪いなんとか踏みとどまる。バックナインに入ってもパーで凌ぐ我慢の展開となる中、上位陣もスコアを崩し始め、13番で3メートルのバーディパットを沈めた今田は通算11アンダーで首位グループに1打差まで迫る。2年ぶりの米ツアー勝利のチャンスも見えたところだったが、コース屈指の難関ホールである497ヤードの14番パー4で痛恨のボギーを叩き、優勝争いから一歩後退。15番からの上がり4ホールでもバーディを奪えず、最後は5打差をつけられ2年ぶりVには届かなかった。
優勝はロッコ・メディエート(米)で通算15アンダー。1打差の2位タイにボ・バン・ペルト(米)とアレックス・プルー(米)の2人。昨年大会でプレーオフの末に惜敗した21歳、リッキー・ファウラー(米)が通算13アンダー単独4位に入っている。