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美香、米初Vならず… ナ・エン・チョイが連覇達成

更新日:2022/10/26 00:57
美香、米初Vならず… ナ・エン・チョイが連覇達成

 

 逆転優勝が狙える5位タイからスタートした宮里美香だったが、最終日は自分のゴルフができず後退する一方だった。

 米女子ツアーのLPGAハナバンク選手権(韓国、スカイ72GCオーシャンC)は現地時間31日、最終ラウンドの競技を終了。前日首位に4打差の好位置につけていた宮里に上位進出の期待がかかったが、ショット、パットともに精彩を欠きボギーが先行する展開。この日奪ったバーディはわずか1つで、勝負どころの後半で2ボギーを叩くなど3オーバー75とスコアを崩し、通算1アンダー25位タイでツアー初優勝はならなかった。

 最終組に絞られた優勝争いはキム・ソンヒ(韓)が前半だけで通算11アンダーと独走しほぼ決定的かと思われたが、後半4つのボギーを叩いて自滅。経験に勝るディフェンディング・チャンピオンのナ・エン・チョイ(韓)が後半スコアを伸ばし、通算10アンダーで大会連覇を成し遂げた。2打差の2位にビッキー・ハースト(米)が食い込み、キムは3打差の単独3位。

 勝ったチョイと3位に終わったキムは普段から仲が良く、“親友対決”として注目を集めたが「親友だけど勝負は勝負。友情よりも勝負に徹することだけを考えた」とチョイが話せば、キムは「結果が全て。ベストを尽くしたのでまた次回のチャンスを待ちます」とサバサバした表情で敗戦を振り返った。

 もう1人の日本勢、上田桃子は最終ラウンドで1アンダー71にスコアをまとめたが、3日間通して一度も60台をマークできず(77-72-71)。通算4オーバー43位タイでのフィニッシュとなっている。

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