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I.ポルター、キャリア初2週連続V王手!

更新日:2022/10/26 00:57
I.ポルター、キャリア初2週連続V王手!

 

 前週の香港オープンでヨーロッパ節目の10勝目を挙げたイアン・ポルター(英)が、自身にとってキャリア初の2週連続優勝に王手をかけた。

 欧州ツアーの今季最終戦ドバイ世界選手権(UAE、フメイラー・ゴルフ・エステーツ)は現地時間27日、第3ラウンドの競技を終了。予選ラウンドをノーボギーの完璧なゴルフで折り返したポルターは、3日目にしてボギーを2つ叩くも3アンダー69にスコアをまとめ、通算12アンダーで単独首位の座を守った。だが油断は禁物。2打差の2位タイには先のWGC-HSBCチャンピオンズで強豪を破り優勝を飾ったフランセスコ・モリナリ(伊)、アジアの賞金王に3度輝いている実力派トンチャイ・ジェイディ(タイ)、ポルターと同郷のホープであるロス・フィッシャー(英)が続き、いずれも貪欲に逆転勝利を狙っている。さらに世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド(英)も通算9アンダー5位タイにつけており、予断を許さない展開だ。


「今日は2つも馬鹿げたボギーを叩いてしまった。ピンポジションが難しかったので、忍耐力が試された。あんなミスをしなければもっとリードを広げられたのに」と、首位キープにも納得のいかないポルター。5番で4.5メートルの近距離から3パットのボギーを叩いたこと。そして10番でショットを曲げてボギーとしたミスを大いに悔しがっていた。それでも「ツーソン(今年2月のWCG-アクセンチュア・マッチプレー選手権優勝)の時と同じくらい調子が良い。ポールポジションはキープできたし、ここで勝つことに意義がある」と優勝には意欲満々。果たして包囲網を突破し2週連続Vを飾ることができるのか注目だ。

 一方、賞金王レースは現在ランクトップのマーティン・カイマー(独)が通算6アンダー11位タイに後退したものの、同ランク2位のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算2アンダー30位タイに沈んでいるため、25歳のカイマーの賞金王獲得は確定的な状況となっている。

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