日欧シニア競演 ルーキー東がデビュー戦V狙う
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/28 12:27
日本とヨーロッパのトップシニアが競演する日欧シニアツアー初共催大会、HANDA CUPシニアマスターズ(埼玉・おおむらさきGC)は27日に第3ラウンドの競技を終了。今月満50歳になったばかりの東聡が首位タイの絶好のポジションを確保した。
予選2日間を3位タイの好位置で通過した東は第3ラウンド、9番パー5でイーグルを奪い波に乗ると上がり2連続バーディで締めくくり5アンダー67をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、先の米チャンピオンズツアーQスクールで上位に入り来季シード権を獲得したばかりのフランキー・ミノザ(フィリピン)と並び首位の座を分け合った。2打差の3位タイに元マスターズ王者のサンディ・ライル(スコットランド)、日本シニアオープンチャンピオンの倉本昌宏、3度目のシニア賞金王を目指す室田淳の3選手がつけている。
「1996年のマスターズで僕がプレーしたとき一緒に回ったのが今回来日している(サンディ・)ライルさんと(イアン・)ウーズナムさんだったんです。今週またこうして彼らと一緒の舞台に上がれるのは光栄なこと。強豪に混じって戦えるのはとても幸せ。とにかく勝ちたい。でもその一方で楽しみたい気持ちも大きい」と東。50歳になったばかりのシニアルーキーが、デビュー戦で金星(優勝賞金2,160万円)を目指す。