さくら9位タイ終戦 「来年は賞金女王取り戻す!」
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/28 20:51
国内女子ツアーの今季最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは28日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を行い、単独首位からスタートした朴仁妃(韓)が出場29選手の中で唯一のアンダーパーとなる通算1アンダーで優勝。今年4月の西陣レディスクラシックに続くシーズン2勝目を挙げ、国内公式戦初制覇を達成した。
ディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらは7位タイから逆転優勝を狙ったが、最終ラウンドはノーバーディ、3ボギーの3オーバー75。通算8オーバー9位タイでシーズン最終戦4日間の競技を終えた。この日は幾度となくバーディチャンスにつけたものの、短いパットがカップに蹴れる不運もあり前日の第3ラウンドから2日連続バーディなし。「最終日のプレーは今年の私を物語っていますね。バーディが取れないのも、何度もカップに蹴らるのも全てがゴルフ」と素直に敗戦を振り返った。
今季の横峯は米女子ツアーのメジャー大会をはじめ、自身のキャリアで最も積極的に海外遠征を行ってきた。その影響もあり、国内ツアーではシーズン全34試合のうち出場できたのは28試合。それでも2度の優勝を含めトップ10入りは計20回とコンスタントに成績を残し、ツアーでは史上初となる4年連続シーズン獲得賞金1億円突破を成し遂げた。「今年は色んな意味で本当に良い経験ができました。来年は賞金女王の座をもう一度取り戻したいと思っています」と女王奪還に意欲を燃やしている。
なお大会の最終成績は、今季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)と日本女子オープン覇者の宮里美香が通算3オーバーで2位タイ。不動裕理が通算4オーバー4位、佐伯三貴が通算6オーバー5位、有村智恵ら3人が通算7オーバー6位タイに入っている。