タイガー、復活Vで世界No.1返り咲きなるか!?
更新日:2010/12/02 15:05
掲載日:2010/12/02 10:14
タイガー・ウッズ(米)が世界ランクNo.1に返り咲く今年最後のチャンスにかけている。
タイガーが大会ホストを務めるオフ恒例のチャリティイベント、シェブロン・ワールド・チャレンジ(現地時間2〜5日/カリフォルニア州、シャーウッドCC)は米男子ツアーの公式競技ではないが、出場選手18名はいずれも世界ランクトップ50位以内ということもあり、同ランクのポイントを獲得するチャンスは与えられている。それだけに、タイガーが今大会で優勝すれば現世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド(英)を抜き再び王座につくことができる年内最後の機会となる。
今季はシーズン序盤戦を不倫騒動による出場自粛で棒に振り、4月のマスターズでようやく復帰。しかし、故障などにも悩まされ1996年のプロデビュー以来初となるツアー未勝利のまままシーズンを終えた。「ゴルファーとして、人間として、今年ほど多くのことを学んだ年はなかった。そういう意味では痛みも大きかったけど、“成功”した年とも言えるんじゃないかな」と大会前に口にしたタイガー。そこには必死に復活しようとあがく男の姿があった。
その他出場選手は、ディフェンディング・チャンピオンのジム・フューリック(米)、今年の全米オープン王者グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、若手No.1の呼び声高い21歳ローリー・マッキルロイ(北アイルランド)、最近好調のイアン・ポルター(英)など。例年、ファンにとっては楽しみなイベントでもある同大会だが、タイガーのおかげで今年は緊張感漂うものになりそうだ。