L.ウェストウッド圧勝! 世界ランク1位もキープ
更新日:2012/12/01 10:28
掲載日:2010/12/06 12:26
世界ランク1位のリー・ウェストウッド(英)が他を寄せ付けない強さを見せつけ、ネッドバンク・ゴルフ・チャレンジ(南ア、ゲイリー・プレイヤーCC)初制覇を達成した。
現地時間5日に行われた最終ラウンド。ウェストウッドは4アンダー68をマークし通算17アンダーまでスコアを伸ばすと、2位のティム・クラーク(南ア)に8ストロークの大差をつけ優勝を飾った。通算8アンダー3位タイにレティーフ・グーセン(南ア)、通算5アンダー5位タイにアーニー・エルス(南ア)と地元勢も健闘したが、ウェストウッドの活躍の前にはその存在が霞んでしまうほど。
最終18番もチップインバーディで締めくくり「今年チップインでトーナメントを締めくくったのは初めて。本当に気分が良いものだね」と満面の笑みを浮かべた。同大会7度目の参戦にして初の勝利を挙げ、賞金125万ドル(約1億円)をゲット。元祖高額賞金トーナメントと呼ばれるネッドバンク・ゴルフ・チャレンジの栄えある第30代チャンピオンに輝いた。これで2010年はタイガー・ウッズ(米)ではなくウェストウッドが世界ランク1位を確保して幕を閉じることが確定した。
圧勝に見えるが「リードしていてもゴルフは何があるか分からない。油断すると自滅もあり得るからね」と心の中では葛藤があった。「でも今日は強風が吹く中バーディを先行させることができて落ち着いた。9番、10番の連続バーディが決め手だった。あれで優勝を確信できた」と5バーディ、1ボギーの最終ラウンドを振り返った。
なお、今大会は欧州ツアーを中心に世界で活躍する強豪12名が凌ぎを削り、優勝賞金は125万ドル、最下位のルーイ・ウーストハウゼン(南ア)にも25万ドル(約2,000万円)が贈られた。