17歳現役高校生が急浮上! 金子は19位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/11 11:33
フロリダの高校に通う17歳の現役高校生が、クォリファイング・トーナメント(QT)のリーダーボードを駆け上がった。
来季の出場権をかけて戦う米女子ツアーのファイナルQT(フロリダ州、LPGAインターナショナル)は現地時間10日、第3ラウンドまでの競技を消化。地区予選を勝ち上がった総勢118名が激戦を繰り広げる中、この日のラウンドでアマチュアの新星が主役に躍り出た。彼女の名前はジェシカ・コルダ(米)。今年の全米女子アマで準優勝を果たした逸材は第3ラウンドをノーボギーの6アンダー66で回ると、前日の13位タイから通算6アンダー2位タイに浮上した。
「今日は待ちに待ったバーディラッシュが来てくれました。ようやくパットが入り始めたし、これなら波に乗って行けそうです」と、ボギーなしの6バーディと会心のラウンドに声を弾ませたコールダ。通算7アンダー単独首位のリビー・スミス(米)、同じ2位タイのアリー・ソン(韓)らツアー経験のある先輩たちと肩を並べ、17歳の現役高校生がツアー出場権を目指す。
日本勢では、ハワイ在住の20歳・金子絢香が通算1オーバー19位タイで最高位。韓国の高校に通う18歳・野村敏京と福島出身の21歳・中田順子が通算3オーバー31位タイにつけ、神奈川出身の28歳・西山ゆかりは通算11オーバー82位タイに沈んでいる。
なお、ファイナルQTは5ラウンド計90ホールで競われ、最終順位の上位20名までに来季の優先出場権が与えられる。