D.ジョンソン&I.ポルター組が好発進 ノーマン組出遅れ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/11 11:37
今シーズン知名度を上げた異色の2人組、ダスティン・ジョンソン(米)&イアン・ポルター(英)組が息の合ったプレーを見せつけた。
ゴルフ界のカリスマ、グレッグ・ノーマン(豪)がホストを務めるオフ恒例のビッグイベント、ザ・シャーク・シュートアウト(フロリダ州、ディブロンGC)が現地時間10日に開幕。変則オルタネート方式(2人がティーショットを打ち良かった方のボールを選択。選択されなかった方のプレーヤーが2打目を打ち、交互にプレーするスタイル)で行われた第1ラウンドで、9アンダー63をマークしたジョンソン&ポルター組はジェリー・ケリー&スティーブ・ストリッカー(ともに米)組と並び首位タイに立った。
1打差の3位タイにマーク・カルカベッキア&ジェフ・オーバートン(ともに米)組とフレッド・ファンク&ケリー・ぺリー(ともに米)組のベテラン勢が続いたが、今季賞金王のマット・クーチャー(米)をパートナーとした大会ホストのノーマン組はイーブンパー72でまさかの最下位スタートとなっている。
今年の全米オープンで最終ホール痛恨のペナルティ(バンカーでクラブをソールしたことにより2打罰)を喫しメジャー優勝を逃したジョンソンと、WGCシリーズのマッチプレー選手権を含め欧州ツアー今季2勝のポールター。個性派2人がぶつかり合うかと思いきや絶妙のコンビネーションで首位タイ発進を切り、「“ドリームスタート”が現実のものとなったね」とポルターは喜びを口にした。ツアー屈指の飛ばし屋ジョンソンと、アグレッシブなゴルフの中にも堅実なプレーが光るポルターの残り2日間の戦いに注目だ。