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R.パーマー、およそ2年ぶりのツアー3勝目!

更新日:2022/10/26 00:57
R.パーマー、およそ2年ぶりのツアー3勝目!

 

 初日から首位を走ったライアン・パーマー(米)が、最後はイーグル逃しのバーディで約2年ぶりに勝利の美酒に酔った。

 米男子ツアーの2010年シーズンフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ、ワイアラエCC)は現地時間17日、比較的な穏やかなコンディションの中で最終ラウンドの競技を終了。この日4アンダー66をマークしたパーマーが、通算15アンダーで完全優勝を成し遂げた。

 通算14アンダーでロバート・アレンビー(豪)と並んで迎えた最終ホール。グリーン手前のラフから3打目を放ったパーマーのアプローチはあと少しでチップインのスーパーショット。ピンをヒットし20センチ弱につけ楽々バーディを奪うと、満面の笑みでガッツポーズ。通算2勝を挙げながら、昨年は賞金ランク150位と低迷。積もり積もった鬱憤を吹き飛ばすかのようなフルフィールド初戦の快勝だった。

 絶好のコンディションの中、この日はスコアを伸ばす選手が多く序盤から上位は混戦模様に。中でも23位タイからスタートしたレティーフ・グーセン(南ア)がバーディラッシュを見せ、8アンダー62と爆発。通算12アンダーでホールアウトした時点で単独トップに立つ場面も。しかし中盤までバーディとボギーを交互に出してもたついたパーマーが14番のバーディで頭ひとつ抜け出すと、15番でバーディを奪ったアレンビーに追いつかれながら、最後は18 番のバーディで再び突き放し栄冠に輝いた。

 パーマーとシーソーゲームを演じたアレンビーは結局1打差の単独2位。最終日追い上げを見せたスティーブ・ストリッカー(米)もスコアを伸ばし切れずに、首位と2打差の単独3位に終わった。続いてグーセンが4位に入り、16番で第2打を直接カップにねじ込みチップインイーグルを奪ったデービス・ラブIII(米)が通算11アンダーで5位タイに食い込んだ。同じ5位タイにはチャールズ・ハウエルIII(米)、カール・ペターソン(スウェーデン)が入っている。

 ディフェンディング・チャンピオンのザック・ジョンソン(米)はスコアを伸ばせず、通算8アンダーでアーニー・エルス(南ア)、ジャスティン・ローズ(英)らとともに12位タイで4日間の競技を終了した。

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