豪雨で順延、1人もスタートできず!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/01/22 14:19
プロアマ形式の老舗トーナメント2日目は、残念ながら水入りとなった。
現地時間21日に予定されていた米ツアー第3戦、ボブホープ・クラシック(カリフォルニア州PGAウエスト、PGAウエスト・ニクラウス・プライベートC、シルバー・ロックGC、ラ・クインタCC)第2ラウンドは、現地を襲った豪雨のため翌日に延期された。
米国の避寒地パームスプリングス近郊に位置する4つのコースすべてに激しい雨が降り注ぎ、最初はスタート時間が2時間遅れることが発表された。「(PGAウエスト)ニクラウス・プライベートに行ってみたけれど、練習場に水があふれていた。長い間ここに来ているが、あんなのは見たことがない」と競技委員のスラッガー・ホワイト氏が状況を語った。スタート予定時間はどんどん繰り下がり、トップの組が午後1時30分にスタートすると発表があったのが、午前10時35分のことだった。
だが、天候回復の気配はいっこうになく、ついにこの日のプレー中止が決定。第2ラウンドは金曜日(22日)に順延されることが発表された。同大会が順延されたのは1980年以来のことだ。
基本的に砂漠地帯とあって、当地の昨年の降雨量は年間で1インチ余。ところが、最も雨が降ったと思われるニクラウス・プライベートCでは、この日だけそれを上回る雨が降り注いだ。予報ではさらなる降雨が予想されており、月曜日まで大会が延びるのは必至の状況だ。
今大会は通常のトーナメントと違い、最終日以外は4つのコースを使用しなければならないため、コースの手配が整うかどうか分からない。「我々がコースを持っているわけではないので月曜日については未定」(スラッガー氏)と大会の行方も懸念される事態となってしまった。