石川、初日は暫定9位タイ好発進!!
昨年、石川遼が米男子ツアーデビューを果たした思い出のコースで最高のスタートを切った。
米男子ツアーの今季第5戦ノーザン・トラスト・オープンは現地時間4日、カリフォルニア州のリビエラCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、日没のため3人がホールアウトできずサスペンデッド。10番からスタートした石川はこの日、14ホールで5つのバーディを奪い5アンダーまでスコアを伸ばしたが、終盤の6番でこの日最初のボギーを叩くと8番でもボギー。それでも3アンダー68でホールアウトし、暫定9位タイと優勝圏内での好発進となった。
「今日はラッキーだったと思う。明日以降も自分のゴルフに集中してアンダーパーを出したい」と語った石川。昨年との違いを聞かれると「去年よりメンタル面が良くなっている。特にパッティングがよりアグレッシブになった。プレジデンツカップで(同じインターナショナルチームの)Y・E・ヤン(韓)にサポートされながら、タイガー・ウッズ(米)やスティーブ・ストリッカー(米)と一緒にプレーした。その事がいい経験となっている」と自信をのぞかせた。暫定首位とは4打差ながら、硬く狭いフェアウェイに苦心しつつも3アンダーで回った経験が2日目以降も生きるに違いない。
その他の日本勢は、先週のファーマーズ・インシュランス・オープンで優勝争いを演じながら9位タイに終わった今田竜二が、この日は今ひとつ。1 バーディ、1ボギーのイーブンパーで迎えた16番パー3で痛恨のダブルボギーを叩いて2オーバー73。2日目の巻き返しが必要な暫定102位タイでの発進となった。
もうひとり米ツアー復帰に向けて意気込みを見せる丸山茂樹は、クセのあるグリーンに苦しんで2バーディ、5ボギーの3オーバー74。第1ラウンドは暫定115位タイと大きく出遅れている。