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D.ジョンソン、ノーボギーで暫定首位!

更新日:2022/10/26 00:57
D.ジョンソン、ノーボギーで暫定首位!

 

 名物ホールの10番をレイアップして切り抜け、ダスティン・ジョンソン(米)が飛び出した。

 米男子ツアーの今季第5戦ノーザン・トラスト・オープンは現地時間4日、カリフォルニア州のリビエラCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、日没のため3人がホールアウトできずサスペンデッドが決定。10番からスタートしたジョンソンがこの日、7バーディ、ノーボギーの7アンダー64で回り暫定ながら単独首位に立った。

 303ヤードに設定された1オン可能な短い10番パー4。グリーン脇に深いバンカーが待ち受ける難しいホールのティーショットを刻んだジョンソンは、残り85ヤードのセカンドショットを約5メートルにつけ、2パットのパーに収める落ち着いたスタートを切った。「バーディは獲りたかったけど(レイアップしたら)易しいパー4だからね」と振り返るようにこれで落ち着き、続く11番からバーディを重ねて暫定首位に立った。

「一日中、いい感じに安定していたし、ショットが本当に良かった」と笑顔のジョンソン。ディフェンディング・チャンピオンとして臨む次週のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマを前にツアー3勝目にターゲットを絞った。

 一方、ジョンソン以上に派手なプレーを見せたのがアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)だ。4連続バーディを含む8つのバーディを奪ったが、9番では痛恨のダブルボギー。フェアウェイバンカーからの第2打を、キャディは7番アイアンでグリーン手前に刻みパーセーブするように助言したが、6番アイアンでグリーンを狙ってミスを犯してしまったのだ。これが響いて6アンダー65。それでもケビン・スタドラー(米)と並び暫定2位タイにつけた。

 その他、世界ランクNo.3のスティーブ・ストリッカー(米)は、4アンダー67で暫定6位タイ。注目の石川遼は3アンダー68で回り、アーニー・エルス(南ア)、かつての世界ランキングNo.1デビッド・デュバル(米)らと並ぶ暫定9位タイにつけている。3連覇がかかるフィル・ミケルソン(米)は、パドレイ・ハリントン(アイルランド)らと同じ1オーバー72で暫定83位タイと出遅れた。

 その他の日本勢は、前週で優勝まであと一歩に迫った今田竜二が2オーバー73で暫定102位タイ。ツアー3勝の実績を持つ丸山茂樹は、3オーバー74で暫定115位タイと苦しい初日になった。

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