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連覇狙うD.ジョンソン、単独トップ発進!

更新日:2011/01/21 19:59
連覇狙うD.ジョンソン、単独トップ発進!

 

 ディフェンディング・チャンピオンで前週も優勝争いを演じているダスティン・ジョンソン(米)が、連覇に向け快調なスタートを切った。

 米男子ツアーの今季第6戦AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマは、カリフォルニア州のペブルビーチGL(以下PB/パー72)、モントレー・ペニンシュラCC(以下MP/パー70)、スパイグラス・ヒルGC(以下SH/パー72)の3コースを舞台に、各界の著名人が顔を揃えプロアマ形式で行なわれる変則トーナメント。現地時間11日に行なわれた第1ラウンドではペブルビーチGLを回った昨年の覇者ジョンソンが、上がり5ホール連続バーディの猛攻で8アンダー64をマークし単独トップに立った。

 1打差の2位タイにペブルビーチの8番パー4で残り174ヤードの第2打を直接カップに沈めてイーグルを奪ったJ.B.ホルムズ(米)と、やはり2番パー5でイーグルを奪った崔京周(韓/PB)の2人が続き、首位に2打差の単独4位にチャーリー・ホフマン(米/MP)がつけた。さらにデビッド・デュバル(米/SH)が5アンダー67の好スコアで、マイク・ウィアー(カナダ/PB)、ビジェイ・シン(フィジー/MP)らと並び5位タイの好スタートを見せている。

「ディフェンディング・チャンピオンとして挑む大会は常に気合いが入る。絶対出遅れだけはしちゃいけないと思っていたので、今日は良いスタートが切れて良かった。このコースは何度来ても良いイメージでプレーすることが出来るよ」と首位に立ったジョンソン。「プロアマ形式の大会では、普段と同じペースでプレーすることが出来ない。そんな中でいかに自分なりの流れをつかむかが大事」と言ったのは4位につけるホフマンだが、上位選手は皆、一緒に回るアマチュアを気遣いつつも、マイペースで自分のゴルフを貫き好スコアを出している。メインコースは奇しくも今年の全米オープンの舞台。そのため、全員がメジャーのことを念頭に入れてゲームを組み立てている。

 一方「オフの間、風の強いテキサスでペブルビーチのことを考えながら練習して来た」と言う崔は、同地には珍しく曇天微風の穏やかなコンディションとなったこの日「天候の恩恵を受けた」とノーボギーの快調な滑り出しに納得の表情。08年以来およそ2年ぶりの優勝に意欲を見せた。

 その他、前週予選落ちを喫しているパドレイ・ハリントン(アイルランド/SH)が3アンダー69で26位タイにつけ、今大会過去3勝と相性の良いフィル・ミケルソン(米/MP)はグリーン上で苦しみ2アンダー68の平凡なスコア。レティーフ・グーセン(南ア/SH)、ルーク・ドナルド(英/PB)、セルヒオ・ガルシア(スペイン/MP)らと並び、42位タイとやや出遅れた。

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