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日本勢苦戦! 今田53位タイ、遼は131位タイ

更新日:2022/10/26 00:57
日本勢苦戦! 今田53位タイ、遼は131位タイ

 

 比較的穏やかな天候に恵まれたモントレー半島で、日本勢2人は乱高下を繰り返した。

 米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマは、今年6月に全米オープンが開催されるペブルビーチGL(パー72)に加え、モントレー・ペニンシュラCC(パー70)、スパイグラス・ヒルGC(パー72)の3コースを舞台に現地時間12日、第2ラウンドの競技を終了。初日まずまずの滑り出しを切った今田竜二と前日出遅れた石川遼は、本来の実力を発揮出来ないまま2日目をホールアウトすることになった。

 この日メイン会場のペブルビーチGLをプレーした今田は、相変わらず得意のパッティングは好調ながらショットの精度が今ひとつ。前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパーで回ったあと、後半11番、12番の連続バーディで波に乗るかと思われた。しかし続く13番で痛恨のダブルボギー。その後はバーディとボギーが交互に来る展開で1アンダー71にとどまり、通算3アンダー53位タイへ後退した。

 一方「目の前の1打に集中したい」と第2ラウンドをスタートさせた石川だったが、スパイグラス・ヒルGC(10番スタート)の1ホール目でいきなりボギーを叩いてつまずくと、前半3つのバーディを奪いながらボギーを2つ、ダブルボギーを1つ叩いて1オーバー。後半は今田同様バーディのあとにボギーが来る浮き沈みの激しい内容で結局1オーバー73。通算3オーバーまでスコアを落とし、出場156人中131位タイに甘んじた。

 今大会は3コースすべてを回った後に予選カットが行なわれるため、まだ残り1ラウンドプレーすることが出来る。低迷する石川にとって予選突破は厳しい状況だが、次週のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権に備えるためにも、明日こそ「目の前の1打に集中する」本来の攻めのゴルフで1つでも上を目指したい。

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