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ムービングデーに上位総入れ替え 今田は再浮上

更新日:2022/10/26 00:57
ムービングデーに上位総入れ替え 今田は再浮上

 

 ムービングデーに上位の顔ぶれが大きく入れ替わる中、今田竜二がじわりと順位を上げた。

 米男子ツアーの西海岸シリーズ最終戦ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州TPCスコッツデール)は現地時間27 日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドを終了。この日5アンダー66をマークしたブラント・スネデカー(米)が通算14アンダーで5つ順位を上げ、単独トップに躍り出た。

 1打差の2位にスコット・ピアシー(米)が続き、通算12アンダー3位タイにルーキーのリッキー・ファウラー(米)とマット・エブリー(米)。前日まで首位(タイ)を快走していたカミロ・ビジェガス(コロンビア)は4バーディ、4ボギーのイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算11アンダーで単独5位に後退。もうひとりトップに立っていたマーク・ウィルソン(米)も1オーバー72と崩れ、ハンター・マハン(米)、リー・ジャンセン(米)、マーク・カルカベッキア(米)、チャールズ・ハウエルIII(米)らと並び6位タイに順位を下げた。

「今日は質の良いショットがたくさん打てた」とトップに立ったスネデカー。07年のデビューイヤーにいきなりウィンダム選手権で優勝を挙げて注目され、翌年のマスターズでは優勝まであと一歩に迫る大活躍。ところがそれ以降勝星から見離され、昨年はスランプに苦しんだ。しかし今季すでにファーマーズ・インシュランス・オープンで2位タイに入った他、ボブホープ・クラシックでもトップ10入りし、ようやく調子が戻って来た。「すべては自信の問題。自信が戻ったことで伸び伸びとプレー出来ている」とおよそ3年ぶりの勝利に意欲を見せる。

 また初日3位タイの好発進を切りながら、前日大きく順位を落としていた今田竜二は、持ち味であるパッティングの調子が戻り、4バーディ、1ボギーの3アンダー68をマーク。前日の24位タイから15位タイに再浮上。順位的にはトップ10以内ではないが、首位とは5打差と一発逆転もあり得るポジション。今田の最終日のチャージに期待出来そうだ。

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