桃子自滅… さくらがトップ10に食い込む
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/03/01 20:31
最終日最終組の宮里藍と上田桃子が明暗を分ける中、横峯さくらがトップ10に食い込む健闘を見せた。
現地時間28日に行なわれた米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズ(シンガポール、タナ・メラCC)最終ラウンド。首位タイからスタートした宮里(藍)が開幕2連勝の快挙を達成する傍らで、逆転Vを狙った上田は攻めのゴルフが裏目に出て1オーバー73止まり。通算4アンダーは前日の3位タイから15位タイへ順位を下げ、4日間の競技を終了した。
5番でバーディが先行したが、7番、8番で連続ボギー。しかし9番パー5では持ち前の長打力を生かしてイーグル奪取に成功。一時通算8アンダーまでスコアを伸ばし、優勝戦線に踏みとどまるかと思われた。だが、14番以降、ボギー2つ、ダブルボギー1つを叩いて後退。上田にとっては何とも悔しい最終日となってしまった。
一方の横峯は難しい上がり2ホール連続ボギーを叩いたものの、スコアを2つ伸ばして通算5アンダー9位タイに入る健闘。「今年は海外にも積極的に挑戦していきたい」と言う横峯にとって幸先の良い初戦となった。
その他、初日、2日目と苦戦していた宮里美香が2アンダー70にスコアをまとめ、通算3アンダー19位タイに順位を上げたが、有村智恵は通算2オーバー32位タイに終わっている。諸見里しのぶは通算4オーバー38位タイ。