ツアーニュース

J.フューリックが3年ぶりV王手!

更新日:2022/10/26 00:57
J.フューリックが3年ぶりV王手!

 

 3年近く勝星から遠ざかっているジム・フューリック(米)が、後続に3打差をつけ優勝に王手をかけた。

 米男子ツアーフロリダシリーズ第3戦トランジションズ選手権(フロリダ州インニスブルック・リゾート)は現地時間の20日、第3ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの4アンダー67をマークしたフューリックが、ただひとり二桁アンダーにスコアを乗せる通算11アンダーで単独トップに浮上した。

 3打差の2位タイにディフェンディング・チャンピオンのレティーフ・グーセン(南ア)の他、今大会過去2勝を誇る崔京周(韓)、飛ばし屋ブッバ・ワトソン(米)、2年ぶりの優勝を狙うカール・ペターソン(スウェーデン)の4人が続き、通算7アンダー6位タイにルーク・ドナルド(英)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、ジェフ・マガート(米)。世界ランク2位のスティーブ・ストリッカー(米)はスコアを伸ばせず、通算6アンダー9位タイにとどまっている。

 フューリックが最後に勝ったのは07年のカナディアン・オープン。以来58試合に出場し勝星のない状況に本人「正直、勝てないことは気になっている」と本音を口にしている。だが今回は「後続の3打差あるんだから、願ってもない状況だね」と優勝を強く意識。今年の5月には40歳の誕生日を迎えるが「年齢のことは全く意識していない。ケニー・ぺリー(米)だってビジェイ・シン(フィジー)だって、40代になって益々元気だからね」と胸を張る。変則スイングでトッププロの座に上り詰めたフューリックが、最終日は完全復活をアピールするつもりだ。

 一方、2位タイから逆転を狙う崔も08年のソニー・オープン・イン・ハワイ以来優勝がなく「勝ちたいね。今夜はいつもより沢山神様にお祈りしなくては」と久々の勝利に意欲。果たして勝つのはフューリックか? 崔か? あるいはグーセンが連覇を達成するのか? 最終日は見どころ満載だ。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. J.フューリックが3年ぶりV王手!
×