欧州ツアー スペイン勢が日替わりトップ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/02/20 08:02
欧州、アジア、インドの3ツアーが共催するアバンサ・マスターズ(インド、DLF G&CC)は現地時間19日、日没順延となっていた第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行ったが、この日も進行が遅れ3日連続でサスペンデッド。体力と集中力が勝負のカギを握る展開の中、第3ラウンドを6アンダー66でホールアウトしたパブロ・ララサバル(スペイン)が通算11アンダー暫定トップに浮上。同スコアで第3ラウンド16ホール消化のロバート・コールズ(英)が並んでいる。
欧州ツアーの2008年度ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いているララサバルは、好調の原因を「ここのところ心技体すべての面で鍛錬を積んでいるから」と分析。「勝つためには何をすべきなのか、トッププロになるためには何が必要なのか、それを常に考えている」と一皮剥けたプレーを目指しているようだ。
前日は同郷のラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が暫定トップに立っていたが、第3ラウンドの13ホール終了でスコアを1つ落とし、通算7アンダー暫定14位タイに後退。それでも今季の欧州ツアーでは、すでにパブロ・マーティン(スペイン)、アルバロ・キロス(スペイン)が優勝を飾っており、スペイン勢にとっては“燃える材料”が揃っている。
その他、地元インドの英雄ジーブ・ミルカ・シンは第3ラウンド途中で通算9アンダー暫定6位タイ、アジア最強の称号を持つトンチャイ・ジェイディ(タイ)は通算7アンダー暫定14位タイ。日本勢では第3ラウンドを終えた丸山大輔と谷原秀人が通算1アンダー暫定56位タイ。平塚哲二は16ホールを終え通算1オーバー暫定70位タイに低迷中。久保谷健一は通算4オーバーで予選落ちを喫した。