S.S.P.チョウラシア、地元インドで劇的逆転V!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/02/21 10:44
インドを代表するプレーヤー、ジーブ・ミルカ・シンが失速する中、無名の32歳が地元で劇的な逆転勝利を飾った。
欧州、アジア、インドの3ツアーが共催するアバンサ・マスターズ(インド、DLF G&CC)は現地時間20日、日没順延となった第3ラウンドの続きと最終ラウンドの競技を終了。決勝ラウンドで67-67をマークしたS.S.P.チョウラシア(インド)が通算15アンダーとし、2位のロバート・コールズ(英)に1ストロークの僅差で逆転Vを達成。欧州ツアーのシードを持たないチョウラシアはこれで、晴れて同ツアーへの出場権を獲得したことになる。
5位タイから最終ラウンドをスタートさせたチョウラシアは14番までに7つのバーディを奪いリーダーボードの最上段に躍り出た。16番パー3でダブルボギーを叩いたことで優勝の目は消えたかに思われたが、首位に並んでいたコールズが最終ホールでボギーを叩いたことで僅差の勝利が舞い込んだ。
「16番でダボを叩いたときも決して諦めなかった。少なくてもプレーオフを戦うチャンスは残されていると思っていたから、気持ちを切らすことはなかった」とチョウラシア。覚悟していたプレーオフは相手のミスで回避することが決まり「これで堂々と欧州ツアーに挑戦出来る」と喜んだ。
スペイン勢2週連続Vを目指したパブロ・ララサバルは通算11アンダー5位タイに終わり、シンは最終ラウンドに3つスコアを落とし、通算8アンダー11位タイにとどまった。また日本勢は丸山大輔が通算2アンダー45位タイに入ったのが最高。平塚哲二は通算イーブンパー57位タイ、谷原秀人は通算2オーバー69位タイの下位に沈んだ。