B.ランガー貫禄の逃げ切りV! 尾崎31位タイで終戦
更新日:2011/02/21 11:22
掲載日:2011/02/21 11:13
最終日を首位で迎えた過去11大会で10度の優勝を果たしているベルンハルト・ランガー(独)がシーズン初Vを完全優勝で飾った。
米チャンピオンズツアーのジ・エースグループ・クラシック(フロリダ州、ザ・クォーリー)は現地時間20日、最終ラウンドの競技を行い、前日後続に4打差をつけ独走態勢に入ったランガーが8バーディ、2ボギーの6アンダー66をマーク。通算20アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位のフレッド・ファンク(米)との4打差を守り切り逃げ切って同ツアー通算14勝目を挙げた。
さすがは3年連続賞金王だけのことはある。前週、満を持して地元フロリダ州ボカラトンでのアリアンツ選手権をシーズン初戦に選んだが、良いところなく17位タイに終わり「本当に悔しかった。悔し過ぎてオーバーワークと思えるほど練習に打ち込んだ」と語ったランガー。試合前に球を打ち過ぎて「疲れが残らないか心配だった」と言うが、初日からポールポジションをつかむと最後までその座を守り続けた。どうやら今季もランガーを中心にツアーが回ることは間違いなさそうだ。
その他上位陣は、通算15アンダー3位タイにニック・プライス(ジンバブエ)とラス・コクラン(米)が入り、マーク・カルカベッキア(米)が通算14アンダー単独5位に食い込んだ。
期待の尾崎直道は5バーディ、3ボギーとやや出入りの激しいゴルフで2アンダー70止まり。3日間連続の70で通算6アンダーとしたものの、上位陣がスコアを伸ばしたため、前日の22位タイから31位タイに順位を下げ3日間の競技を終えている。(STATS-AP)