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池田勇太、最終日アンダーパーで62位タイ

更新日:2011/02/21 16:21
池田勇太、最終日アンダーパーで62位タイ

 

 米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州、リビエラCC)は現地時間20日に最終ラウンドの競技を行い、日本勢で唯一予選突破を果たした池田勇太が5バーディ、3ボギーの2アンダー69をマーク。通算3オーバーまでスコアを戻し、前日の71位タイから62位タイまで順位を上げ大会4日間の競技を終了した。

 悪天候の影響で進行が遅れ、初日から連日のサスペンデッドと厳しい展開となった今大会。予選ラウンドを池田と同組で回った石川遼、今田竜二の日本選手2人は決勝ラウンドへ進むことができず姿を消した。予選を通過した池田も前日まで苦戦が続いていたが、この日はインスタートの前半をなんとかイーブンで折り返すと、後半の1番、2番で連続バーディ。4番でスコアを1つ落としたものの、9番では下り5メートルの難しいパットを見事に沈めバーディフィニッシュ。最終日にきてようやくアンダーパーをマークし、自身にとっての今季米ツアー初戦を締めくくった。

 3日目を終えた時点で「リビエラCCは確かに難コースだけど易しいホールも幾つかある。そこをきっちり物にできれば好スコアを出せるはず」と語っていた池田。その言葉通り、最終日はチャンスホールのパー5で2バーディを奪うなど、まさに“有言実行”でスコアを伸ばした。次週はいよいよ世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのアクセンチュア・マッチプレー選手権。日本の若大将が2年連続出場となるビッグトーナメントで世界のトッププロに挑む。

 なお、今大会の優勝者はアーロン・バデリー(豪)で通算12アンダー。2打差の2位にビジェイ・シン(フィジー)、3打差の3位にケビン・ナ(米)が入っている。

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