国内男子ツアー開幕戦は震災の影響なく開催へ！

　東日本大震災の影響でスポーツイベントが次々に自粛されているが、国内男子ツアーの開幕戦、東建ホームメイトカップ（4月14〜17日／三重・東建多度カントリークラブ・名古屋）は予定通り開催されることになった。ツアーを主宰するJGTO（日本ゴルフツアー機構）が22日の会議で開催する方針を決定している。

　スポーツイベントは、余震の影響や交通手段、さらにガソリン不足、電力不足などの物理的な問題の他に、被災者が苦しんでいる際の心理的配慮などで自粛する傾向が強い。しかし、人々を勇気づけるのもスポーツイベントの大きな役目で、被災地を支える経済活性化の一翼を担うという意味も持っている。国内男子ツアーは、大会開催地の三重県であれば影響を受けにくいだろうと開催を決断したようだ。

　なお、すでに開幕している国内女子ツアーでは、地震が起こった時に開催中だったヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップを即座に中止。翌週に行われるはずだったTポイントレディス ゴルフトーナメント、4月第1週に開催予定だったヤマハレディースオープン葛城、4月第2週のスタジオアリス女子オープンの中止をすでに決定している。