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R.マキロイ、マスターズに続きマレーシアでも逆転負け

更新日:2022/10/26 00:57
R.マキロイ、マスターズに続きマレーシアでも逆転負け

 

 米男子ツアーのマスターズ最終日に自滅し、メジャー制覇を逃した21歳のローリー・マキロイ(北アイルランド)が、2週連続逆転負けを喫した。

 マスターズでの惜敗の傷心も癒えぬまま臨んだ欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープン(マレーシア、クアラルンプールG&CC)。雷雨の影響で進行が大幅に遅れる中、3日目まで快調なプレーで首位を快走していたマキロイは「今度こそ勝ちたい」と逃げ切りVに意欲を見せていた。

 しかし27ホールの長丁場となった現地時間17日の最終日。午前中の9ホールで17歳のマッテオ・マナッセロ(伊)に逆転を許し、バーディならプレーオフに持ち込める最終72ホール目で痛恨のボギーを叩いて2打届かず。優勝は叶わず単独3位でラウンドを終えた。

「ガッカリしている」と2週連続のV逸に表情を曇らせたマキロイ。だが「結果には落胆しているけれど、ポジティブな面も沢山あった。先週の痛手を引きずらず、優勝争いに加わることが出来た自分を褒めたい。マッテオ(・マナッセロ)は素晴らしいね。才能に溢れている。彼の優勝に疑問を差し挟む余地はない」と前向きに語り、4歳年下のライバルを称えた。

 石川遼とともにポスト・タイガー世代の旗手と呼ばれ、すでに世界ランクもトップ10入りし押しも押されぬトッププロの座に就いているマキロイ。2週連続の惜敗をバネに、今後のさらなる飛躍を期待したい。

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