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L.ウェストウッド、バースデーVでNo.1返り咲き!

更新日:2022/10/26 00:57
L.ウェストウッド、バースデーVでNo.1返り咲き!

 

 世界ランク1位返り咲きのプレッシャー、暑さ、湿気、雷雨による中断……。選手にとって障害となるそれらすべての要素を跳ね返し、リー・ウェストウッド(英)が逃げ切ってアジアンツアー初優勝。さらに世界No.1の座を奪還した。

 同ツアーのインドネシアン・マスターズ(インドネシア、ロイヤルジャカルタGC)現地時間24日に最終ラウンドの競技を終え、後続に5ストロークの大差をつけトーナメントをリードしていたウェストウッドが4日連続となる60台(68-66-66-69)をマークし通算19アンダーで逃げ切って栄冠に輝いた。

 奇しくも最終日はウェストウッド38歳の誕生日。優勝を決めた彼はギャラリーから「ハッピーバースデー」の大合唱で盛大に祝われ「これは僕を支えてくれるチーム・ウェストウッド全員で勝ち取った勝利。最高のバースデープレゼントを貰うことが出来た」と素直に喜びを口にした。

 ルーク・ドナルド(英)が米男子ツアーのザ・ヘリテイジで優勝を逃したことでウェストウッドの世界ランク1位返り咲きが決定。前日の大量リードで楽勝ムードが漂ったが「リードが大きい分、逆に守らなければならず難しかった。でもそれを忍耐力で乗り越えたよ」と達成感を滲ませた。

 3打差の単独2位には最終日『65』のチャージを見せたアジアの第一人者トンチャイ・ジェイディ(タイ)が入り、通算13アンダー3位タイにヒョンビン・パーク(韓)、ティチヒュン・チャイプラコング(タイ)らが続いた。

 日本勢で唯一予選を突破した内藤寛太郎は7番でダブルボギーを叩きながらも1アンダー71にスコアをまとめ、通算2アンダー29位タイに入った。初日『76』を叩き100位以下から2日目以降順位を上げた粘りは大したもの。今後の活躍に期待がかかる。なお、清田太一郎と土山大介は予選で姿を消している。

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