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石川遼が『58』再現を狙う!

更新日:2022/10/26 00:57
石川遼が『58』再現を狙う!

 

 石川遼が、昨年最終日に世界最少スコアの『58』を叩き出した名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)に戻ってきた。

 28日開幕の国内男子ツアー第3戦の中日クラウンズに、ディフェンディング・チャンピオンとして臨む石川。昨年の同大会では、最終日に首位から6打差でスタートしながら驚異の『58』を叩きだして大逆転優勝を果たし、そのスコアはギネスブックにも載った。

 だが、それにも満足しない石川。3年連続出場となった今年のマスターズでは、初の予選突破を果たして笑顔を見せたのも束の間、優勝を飾ったチャール・シュワーツェル(南ア)のプレーを参考にスイングの修正に着手した。

 石川はシュワーツェルの強さについて、「前傾姿勢が崩れず、インパクトで詰まりがない」と分析。それをイメージしながら、安定したショットを目指している。開幕戦、東建ホームメイトカップで3位、続くつるやオープンゴルフトーナメントで15位タイと今季はまだ未勝利。それだけに、得意のコースでのプレーに期待がかかるが、本人は淡々とマイペースで連覇に挑む。

 予選ラウンドでは、開幕戦優勝の高山忠洋、先週優勝の近藤共弘と同じ組。2008年大会王者の近藤は2週連続優勝を狙い、また高山も好調なだけに、予選ラウンドから熱い戦いが繰り広げられそうだ。

 その他、丸山茂樹、片山晋呉、矢野東の日大ゴルフ部出身者も揃って同じ組に。こちらもそれぞれが優勝を熱望しているだけに、面白い戦いになりそうだ。もちろん池田勇太、藤田寛之、松村道央、薗田峻輔ら昨年好調だった面々も顔を揃えており、今年も同大会での活躍を誓っている。

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