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タイガー出場で盛り上がる“準メジャー”

更新日:2022/10/26 00:57
タイガー出場で盛り上がる“準メジャー”

 

 タイガー・ウッズ(米)が、左アキレス腱、左ひざの痛みを乗り越えて、米ツアーの本拠地TPCソーグラス(フロリダ州)を舞台に現地時間12日に開幕する米男子ツアー、“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権への出場を宣言した。

 復活優勝の気配も漂ったマスターズだったが、尻すぼみのプレーで4位タイに終わり、その次に出場するはずだった先週のウェルズファーゴ選手権を故障で欠場。“準メジャー”として米ツアーが強くアピールする今大会出場も危ぶまれていたが、大会2日前にはコースで練習ラウンドを行い、元気なところをアピールした。

 暑い日だったが9ホールをプレーしたタイガーは「もちろんプレーしに来た。マスターズの日曜日には痛みがあって辛かったけどそのままラウンドを続けた。その後は(今週の)月曜日までボールを打つこともしなかった」と、この日が久々のプレーだったことを打ち明けた。

 まだ状態は完璧ではないが、それでも「大きな大会だから出場したかった。ケガがどのような状態か様子を見たい」と口にしたタイガー。5週間後に控えた今季メジャー第2戦、全米オープン(6月16〜19日/メリーランド州、コングレッショナルCC)に向けて小手調べというのが本音のようだ。

 タイガーと同じ組で予選ラウンドをプレーするのは、世界ランクNo.2のマーティン・カイマー(独)、昨年の米ツアー賞金王マット・クーチャー(米)。さらに、世界ゴルフ殿堂入りを果たしたばかりのアーニー・エルス(南ア)や先週優勝のルーカス・グローバー(米)、亡くなったばかりの母国の先輩、セベ・バレステロス(スペイン)に勝利を捧げたいセルヒオ・ガルシア(スペイン)、フィル・ミケルソン(米)らを筆頭に世界のトッププレーヤーたちが勢揃い。大会史上最年少出場の18歳マッテオ・マナッセロ(伊)、アルバロ・キロス(スペイン)、リッキー・ファウラー(米)ら若手も顔を揃えて、ツアーが誇るスタジアムコースはにぎやかだ。

 なお、日本勢は今田竜二がただ一人参戦。ツアー2勝目を“準メジャー”で飾ろうと意気込んでいる。

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