佐伯、李知姫が首位タイ発進! さくらは20位タイ
国内女子ツアーのニチレイレディスは17日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。前週2位タイに入った李知姫(韓)と今季1勝を挙げている佐伯三貴が4アンダー68をマークし首位に立った。1打差の単独3位には昨季大会で単独2位に入ったヤング・キム(韓)がつけている。
今季9試合中7回トップ10入りを果たすなど抜群の安定感を見せている李はこの日、前半こそ1ボギーの1オーバーと我慢のゴルフになったが、後半出だしの2ホールで連続バーディを奪取。さらに上がり4ホールで3つのバーディを奪い、4アンダー68の首位タイでホールアウト。今季初優勝に向けて上々のスタートを切った。
また、5月のフンドーキンレディースで今季初勝利を挙げた佐伯は、現在賞金ランク2位だが、6月に入ってからは42位タイ、50位タイといまいち調子が上がらない。その2試合では初日に出遅れていたが、この日は4バーディ、ノーボギーと快調なゴルフで李と同じく首位タイ発進。復調の兆しを見せている。
先週、今季2勝目を挙げ賞金ランクトップに躍り出たアン・ソンジュ(韓)は、2バーディ、1ボギーの1アンダー71でプレーし、ディフェンディング・チャンピオンの全美貞(韓)、大山志保らと並び11位タイ。同ランク3位の横峯さくらは、前半後半ともに1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせずイーブンパー72で回り、不動裕理らと並んで20位タイにつけている。
その他、2アンダー70の4位タイに大谷奈千代、西山ゆかり、福田裕子ら7人がつけ、先週惜しくも1打差で優勝を逃した有村智恵は、1オーバー73の39位タイで初日を終えている。また、日本ツアーでデビュー2試合連続Vを狙う18歳の野村敏京は、前半終了後に国内ツアーでは禁止されているアプローチ練習を行い、後半出だしの10番に2打のペナルティを科された。その影響もあって4オーバー76と崩れ77位タイと大きく出遅れている。