期待外れに終わった2人のビッグネーム
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/06/20 08:50
世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)、アメリカ期待の星フィル・ミケルソン(米)はメジャーの舞台で期待外れの結果に終わった。
現地時間19日に行われた米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープン(メリーランド州、コングレッショナルCC)の最終ラウンド。57位タイからスタートしたドナルドはこの日、5バーディ、3ボギーの2アンダー69と4日目にして初の60台をマークしたものの、通算5オーバーで46位タイに終わった。
ドナルドは欧米ツアーでここ10試合連続トップ10入り(2勝、プレーオフでの負け1回を含む)と絶好調で悲願のメジャー獲りに臨んでいた。しかし「言い訳はしたくないけれど完全なガス欠。最後までエネルギーが保たなかった」と本領発揮ならず。「ベストの状態なら十分(ローリー・)マキロイと戦えたんだが…」と悔しがった。
次週は待ちに待った1週間の完全なオフ。家族で過ごす休日で英気を養い、次の試合で全力を尽くすつもりだ。
一方、ミケルソンは最終日もしっくりいかないプレーに終始した。バックナインで3バーディを奪いながら最終18番ではダブルボギーを叩いてスコアはイーブンパー71。通算7オーバーの54位タイと下位に沈んだ。
「スコアを伸ばせるセッティングだけに悔いが残るが次のメジャー、全英オープン(7月14〜17日/英国、ロイヤル・セントジョージズGC)に向けてこれからゲームを磨きたい」と気持ちを切り替えたミケルソン。歳の若いマキロイの快進撃については「才能があることはわかっていた。それが開花したね。見ていて楽しかった」と目を細めていた。