次のNo.1はR.マキロイ!?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/06/29 12:03
ローリー・マキロイ(北アイルランド)が、米国時間27日発表の最新世界ランキングでNo.3に浮上したことで、同ランク史上初めて上位3人を英国勢が占めるという状況となった。
同ランキングはソニーランキングの名で生まれ25年の歴史を持つが、マキロイが米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンを制覇した2週後に、1位ルーク・ドナルド(英)、2位リー・ウェストウッド(英)、3位マキロイの英国勢トップ3独占が実現した。
これまで同ランキングでNo.1の座に君臨した英国勢は、ニック・ファルド(英)の97週王座維持を筆頭にイアン・ウーズナム(ウェールズ/50週)、ウェストウッド(22週)の3人だけで、ドナルドでまだ4人目。
だが、欧州勢が優勢となっているゴルフ界の勢力図の中、ゴルフ発祥の地である英国の存在感は一気に大きくなっている。世界最古のトーナメントにしてナショナルオープンでもある全英オープン(現地時間7月14〜17日/英国、ロイヤル・セントジョージズGC)を間近に控え、ムードは高まる一方だ。
昨年途中まで同ランクNo.1の座を長く維持していたタイガー・ウッズ(米)。その故障による戦線離脱を挙げ、「彼がベストのプレーをできない時だったから、僕が勝つにはいいタイミングだったんだろう」と謙遜したマキロイ。だが現在、ドナルドやウェストウッド以上に勢いがあるだけに、No.1の座を母国の先輩たちから奪う可能性も十分に秘めている。(STATS-AP)