J.クック雪辱V達成! 尾崎は今季4度目のトップ10入り
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/04 10:36
昨季あと一歩のところで優勝を逃した大会で、53歳のジョン・クック(米)が雪辱を果たし逆転Vを達成した。
現地時間3日に行われた米チャンピオンズツアーのモントリオール選手権(カナダ、ケベック州、フォンテーヌブローゴルフクラブ)最終ラウンド。首位に1打差の単独2位からスタートしたクックは出だし2ホール連続バーディで流れを掴むと、中盤の3バーディで後続を突き放し、終盤の17番パー3のバーディでとどめを刺した。この日はノーボギーの6アンダー66、通算21アンダーまでスコアを伸ばし、前日のトーナメントリーダーである盧建順(台)に3打差をつけて逆転で今季3勝目を飾った。昨季大会は2位で涙を呑んだが、見事リベンジを果たしている。
一方初日60位タイと出遅れ、2日目29位タイに浮上していた尾崎直道は、3連続を含む6バーディを奪ったほか、16番パー4で第2打を直接カップに沈めるイーグル奪取に成功。この日は7アンダー65の猛チャージで通算14アンダーまでスコアを伸ばし、前週優勝のジョン・ヒューストン(米)、現在賞金ランク1位のトム・レーマン(米)らと並び10位タイに食い込んだ。
尾崎のトップ10入りは4月のリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ以来今季4度目。メジャーシーズンを目前に控えて弾みをつけた尾崎が、念願のアメリカ初優勝をものにする日は近いかもしれない。