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R.ファウラー、最終日の乱調で初Vお預け

更新日:2022/10/26 00:57
R.ファウラー、最終日の乱調で初Vお預け

 

 ツアー初優勝を狙った22歳のリッキー・ファウラー(米)の挑戦は徒労に終わった。

 現地時間3日に行われたAT&Tナショナル(ペンシルベニア州、アロニミンクGC)最終ラウンド。首位タイからスタートしたファウラーに試練が訪れたのは出だし直後の2番パー4だった。ティーショットを右に曲げ、第2打がグリーンサイドの厄介なバンカーにつかまり痛恨のダブルボギーを叩いて優勝戦線から後退。その後すっかりペースを乱し、結局初Vどころか通算5アンダーの13位タイに終わったファウラーは「ショットは思ったところに打てていたけど、パットが入ってくれなかった。フラストレーションが溜まったね」とがっくりと肩を落とした。

 しかし同じく首位タイからスタートして見事優勝を飾ったニック・ワトニー(米)にも、昨季のメジャー最終戦全米プロゴルフ選手権で最終日に80台を叩いて優勝を逃し、その経験から今季ブレイクを果たしたという経緯がある。

 ファウラーは、「辛い日だったけど、この敗戦からたくさんのことを学んだ。優勝を狙える位置で戦えたことは良かったし、同じ状況で他の選手がどう自分をコントロールしているかがわかっただけでも収穫だと思う」とコメントし、次回のチャンスを静かに待つと胸に誓った。

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