夏休みムードのP.ミケルソン、T.ワトソンと同組でラウンド
フィル・ミケルソン(米)が家族を連れてのリラックスムードで今季2勝目を狙っている。
現地時間28日開幕の米男子ツアー、ザ・グリーンブリア・クラシックの舞台ザ・オールド・ホワイトC(ウェストバージニア州)がある場所は、1778年からの歴史を持つ老舗ザ・グリーンブリア・リゾートの中。3つのゴルフコースとテニスコート、屋内外のプール、オフロード・ドライビング・スクール、クロケット施設など様々な楽しみ方ができる場所だ。
ツアー屈指のマイホームパパで、乳がんとの闘病を続けるエイミー夫人と3人の子供たちを愛することで知られるミケルソンは、冬の間にここを訪れることもあり、シーズン当初からここでの大会を楽しみにしていた。春先にはすでに「自分は仕事(試合)なのに、子供たちはもう(ザ・グリーンブリア・リゾートで)やることのリストまで作っている」と、苦笑交じりのコメントを出したほどで、夏休みムードいっぱいの中で試合に臨む。
2週間前の全英オープンでは2位タイに入り調子も上々。今季はまだシェル・ヒューストン・オープンで優勝しただけとあってそろそろ勝利がほしいところだ。
予選ラウンドでは、61歳のトム・ワトソン(米)、ディフェンディング・チャンピオンのスチュアート・アップルビー(豪)と同じ組。ワトソンとミケルソンの2人だけで米ツアー通算78勝、メジャー大会12勝の記録を持つだけにギャラリーの人気はここに集中しそう。
ワトソンは主戦場である米チャンピオンズツアーの大一番、全米シニアオープン(オハイオ州、インバネスGC)が今大会と同週開催だったことからどちらを選ぶか悩んだが、同リゾートのオーナー、ジム・ジャスティス氏との関係の深さもあって今大会出場を選択。ミケルソン、アップルビーとのラウンドでまだまだ元気なところを見せてくれそうだ。
尚、日本勢は今田竜二がただ一人参戦する。