A.スコット単独首位! 石川も13位タイの好発進
更新日:2011/08/05 13:12
掲載日:2011/08/05 10:35
アダム・スコット(豪)が、タイガー・ウッズ(米)の復帰戦でタイガーの元キャディをパートナーに首位発進して見せた。
次週の全米プロゴルフ選手権の前哨戦であり、世界のトッププレーヤーたちが激突する米男子ツアーのWGC-ブリヂストン招待(オハイオ州、ファイアーストーンCC)は現地時間4日、第1ラウンドの競技を終了。タイガーの元キャディであるスティーブ・ウィリアムスを専属キャディにつけたスコットが、8バーディ、ノーボギーの8アンダー62でプレーして並み居る強豪たちを尻目に単独首位に立った。
スコットの専属キャディとなったウィリアムスは、タイガーがファイアーストーンCCで過去にマークした7勝をすべてサポートしており、スコットにとっては強い味方。それを知っているからこそ、スコットは「彼(スティーブ)は62なんかでびっくりしないよ。それは(スティーブにとって)普通のことだからね」と高笑いしていた。
その他上位は、スコットと同じ豪州出身のジェイソン・デイが7アンダー63の単独2位につけ、5アンダー65の単独3位にニック・ワトニー(米)、4アンダー66の4位にはスチュワート・シンク(米)、昨季の国内ツアー賞金王の金庚泰(韓)ら9人がつけている。また、世界ランクNo.2のリー・ウェストウッド(英)、フィル・ミケルソン(米)、石川遼らが3アンダー67で13位タイ、世界ランクNo.1のルーク・ドナルド(英)、全米オープン王者ローリー・マキロイ(北アイルランド)らは、2アンダー68でタイガーと並び18位タイとまずまずのスタートを切った。
石川とともに日本から出場している池田勇太は、パットに苦しみ4オーバー74で72位タイと大きく出遅れている。