Y.ツェン10打差の完全V達成! 〜ウェグマンズLPGA選手権〜
更新日:2012/01/01 13:06
掲載日:2012/01/01 11:10
ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のヤニ・ツェン(台)が強さを見せつけ完全優勝を飾ったのが、2011年米女子ツアーメジャー第2戦、ウェグマンズLPGA選手権(ニューヨーク州、ローカスト・ヒルCC)だった。
メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権で最終日逆転負けを喫した悔しさを胸にリベンジを誓った同大会。初日から6アンダー66の好スコアで飛び出すと、一度も首位の座を明け渡すことなく3日目を終え後続に5打差、最終的には単独2位に入ったモーガン・プレセル(米)に10ストロークの大差をつけ圧勝した。
メジャー通算4勝目を22歳5か月3日で達成したツェンは、女子では1941年に4つ目のメジャー大会を23歳2か月1日で制したパティ・バーグ(米)を抜き最年少の記録を打ち立てた。
「5打のリードをもらって最終日を迎え、気持ちの作り方が難しかったのですが、コーチから“楽しんで来い。いつものように笑顔を忘れずに”と言われて踏ん切りがつきました。それでも1番ではスゴく緊張してドライバーを左に引っ掛けてボギーを叩いてしまいました。自分でも手が震えているのがわかって…。でもそこから落ち着いて思い通りのプレーが出来ました。笑顔も忘れませんでしたし」と2番から3連続バーディを奪い、最終日だけで6つスコアを伸ばす完勝だった。
また同大会では宮里美香がクラフト・ナビスコ選手権でのベスト10入りに続き8位タイに食い込む健闘を見せている。