タイガーの元コーチが暴露本出版へ!
更新日:2012/01/09 10:03
掲載日:2012/01/09 09:49
タイガー・ウッズ(米)の元スイングコーチ、ハンク・ヘイニー氏が暴露本を出版することが明らかになった。
本のタイトルは『ザ・ビッグミス』で、アメリカとカナダで現地時間3月27日に出版される予定。内容についてはほとんどわかっていないが、ヘイニー氏は電話インタビューで「私はゴルフの歴史を劇場の最前列で目撃してきたわけだから、そのいきさつについて語っておきたいと思った。コーチとして観察してきたことを書いたつもりだ。読者にとっては興味深い内容になるだろう」と話している。
ヘイニー氏は2004年のベイヒル招待からタイガーの指導を行うようになり、不倫スキャンダルからの復帰戦となった2010年のマスターズ直後にコーチ職を辞任した。通常タイガーと関わりのある人間は“出来事を暴露しない”との契約を交わすものだが、ヘイニー氏は「そういう契約は交わしたことがない。そもそもコーチとして契約書にサインしたことさえないのだから」と語っている。
タイガーの代理人であるマーク・スタインバーグ氏は今回の暴露本の出版について「知っているが、内容についてはわかない。タイガーも同様なので、この件に関してコメントすることはない」と話した。
6年間コーチとして世界No.1プレーヤーと関わったヘイニー氏は、年間110日を王者と過ごし、30日はタイガーの家に滞在し濃密な時間をともにしてきた。そんな彼が著書でタイガーとの関わりをどう記すのか? ファンならずとも気になるところだ。(STATS-AP)