2日連続順延… R.ロック暫定トップ、C.シュワーツェルは低迷
雷雨の影響で進行が遅れ初日がサスペンデッドとなった欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアー共催のジョバーグ・オープン(南ア、ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGC)は、現地時間13日に行われた大会2日目も順延となった。
多くのプレーヤーが第2ラウンドをスタートすることさえ出来なかったこの日、暫定トップに躍り出たのは西コースを回ったロバート・ロック(英)。前日消化出来なかった第1ラウンドの残りを連続バーディ(東コースの17番&18番)で締めくくると、第2ラウンドを1イーグル、4バーディ、2ボギーの4アンダー67とし、通算11アンダーまでスコアを伸ばした。暫定2位タイのブランデン・グレイス(南ア)、ジェイブ・クルーガー(南ア)の地元勢に1打差をつけリーダーボードの最上段に浮上している。
「内容的には初日の方が良かったけれど、今日も何とかスコアをまとめられた」と納得の表情を浮かべたロックは、昨季の欧州ツアー、BMWイタリアン・オープンで記念すべきツアー初優勝を飾っている。1勝目がフロックではなかったことを証明するためにも、今週何としても“優勝”の二文字が欲しいところだ。
一方、大会3連覇を狙うマスターズ王者のチャール・シュワーツェル(南ア)は、西コースをプレーした第2ラウンドを3アンダー68のスコアにまとめたものの、初日の出遅れが響いて暫定56位タイ。現時点でカットラインぎりぎりの状況だ。
また開幕戦でも優勝争いを演じたレティーフ・グーセン(南ア)が、東コースを回っている第2ラウンドの6ホールを終了して通算7アンダー。初日暫定トップのダミアン・マッグレイン(アイルランド/東コース3ホール終了時点)らと並び、ロックと4打差の暫定9位タイにつけている。もうひとりの初日暫定トップ、ジェミー・エルソン(英)は第2ラウンドをスタート出来ないまま2日目が終了し、通算8アンダー暫定6位タイとなっている。