石川無念の予選落ち 小田&今田&高山は決勝ラウンド進出!
世界ランクトップ50入りを目標に2012年の開幕戦を迎えた石川遼だったが、初戦は無念の予選敗退に終わった。
米男子ツアーのフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ、ワイアラエCC)は現地時間13日、第2ラウンドの競技を終了。初日80位タイと出遅れ巻き返しを誓った石川はこの日、4バーディ、4ボギーのイーブンパー70でホールアウト。カットラインに2打足りず通算1オーバー94位タイに後退し決勝ラウンド進出を逃した。
スイング改造中の石川は時折目の覚めるようなショットも放つが、ミスしたときの度合いが激しく、ちぐはぐなプレーに終始。勝負どころの15番でバーディを奪った場面では上がり3ホールでのチャージが期待されたが、続く16番、17番とバーディならず。イーグル狙いの最終18番もバーディ止まりで予選突破はならなかった。
その他の日本勢は小田孔明がノーボギーの5アンダー65でラウンド。前日から61人をごぼう抜きする猛チャージで通算3アンダー39位タイに浮上し、楽々予選をクリアした。
また米ツアーを主戦場に戦う今田竜二が「2メートルくらいのパットがよく入ってくれた」と粘りのゴルフで3バーディ、1ボギーの2アンダー68にスコアをまとめ、カットラインぎりぎりの通算1アンダー62位タイで決勝ラウンド進出を決めた。初日日本勢最高の64位タイ発進の高山忠洋も同じ通算1アンダー62位タイで決勝ラウンドにコマを進めている。
一方、この日前半7バーディの猛攻で『28』をマークした武藤俊憲は、後半別人のように6ボギー(1バーディ)と崩れ2アンダー68止まり。カットラインに1打足りず通算イーブンパー81位タイで涙をのんだ。期待のアマチュア、松山英樹は通算3オーバー106位タイ、ベテランの丸山茂樹は通算6オーバー127位タイで予選敗退が決まっている。