恋人の応援受けR.マキロイ3打差4位タイ発進! 欧州ツアー
女子テニス元世界ランクNo.1の恋人カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の応援を受け、世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が好スタートを切った。
欧州ツアーの中東シリーズ第3戦オメガ・ドバイ・デザート・クラシック(UAE、エミレーツGC)が現地時間9日開幕。同大会2009年のチャンピオンでもあるマキロイは前半、最初8ホールで1ボギーとスタートダッシュこそならなかったものの9番のバーディで勢いづき、そこから3連続2回を含む怒とうの7バーディでリーダーボードを駆け上がった。結局スコアは6アンダー66。単独首位のラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)に3打差の4位タイと絶好のポジションを確保した。
9アンダー63と爆発したカブレラ-ベロはインスタートのこの日、最初の11ホールで9バーディを奪い、このまま行けばツアーレコードの『59』も夢ではないと思われたが、残りの7ホールすべてパーで「63」止まり。本人も「すごく良いゴルフだったけれど50台を意識してから硬くなった」と大記録はならなかった。
2打差の2位タイにマルセル・シエム(独)とスコット・ジェイミソン(スコットランド)が続き、マキロイと並ぶ4位タイに世界ランク4位のマーティン・カイマー(独)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)らがつけている。
ドバイに同行している恋人のウォズニアッキにならってゴルフ界のNo.1を目指すマキロイは、15番で惜しくもホールインワンのスーパーショットを披露するなど素晴らしい内容だったが、本人は「出だしが酷かった。今日のハイライトは7番で1.2メートルから3パットしたこと。早い段階で(カブレラ-ベロに)9アンダーを出されてしまったから、ちょっと焦ってしまった。自分はもっと良いプレーをしないといけないと思ったからね」と不満顔でラウンドを振り返った。
一方、世界ランク3位のリー・ウェストウッド(英)は3アンダー69で20位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのアルバロ・キロス(スペイン)は2アンダー70で35位タイ、前週優勝のポール・ローリー(スコットランド)は1アンダー71で回り54位タイと出遅れている。