C.ペイビン、念願のチャンピオンズツアー初V!
更新日:2012/02/13 11:47
掲載日:2012/02/13 11:45
レギュラーツアー15勝の実績を誇るコリー・ペイビン(米)が、遂に米チャンピオンズツアーの栄冠を手にした。
同ツアーのアリアンツ選手権は現地時間12日、フロリダ州ボカラトンのオールドC at ブロークン・サウンドを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日首位に並んだペイビンとピーター・シニア(豪)が通算11アンダーで並んで決着はプレーオフに持ち越されたが、サドンデス1ホール目の18番パー5でペイビンがバーディを決めてチャンピオンズツアー初優勝に輝いた。
最終ラウンドの前半はペイビンが3連続バーディを奪うなど快調にスコアを伸ばしたが、残り2ホールで2打リードという展開の中、17番で痛恨のボギーを叩き後続との差はわずか1ストロークに。そして最終18番でシニアが執念のバーディを奪ってペイビンに並ぶという、どちらが勝ってもおかしくない大激戦となった。ラウンド後には勝ったペイビンも負けたシニアも「ここで勝つのは本当に難しい」と実感を込めて口を揃えたのが印象的だった。
通算10アンダー3位タイに地元ボカラトン在住のベルンハルト・ランガー(独)とマイケル・アレン(米)が入り、通算9アンダー5位タイにジェイ・ハース(米)とジョン・クック(米)の2人。昨季賞金王でディフェンディング・チャンピオンのトム・レーマン(米)は通算2アンダー31位タイ。息子のデボンさんが交通事故で意識不明の重体に陥っているダナ・クイグリー(米)は、通算9オーバーで出場81人中72位タイで3日間の競技を終えた。
尚、今大会に日本勢は出場していない。