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H.メイハン vs. M.ウィルソン 4年ぶり米国勢同士の準決勝

更新日:2012/02/26 12:16
H.メイハン vs. M.ウィルソン 4年ぶり米国勢同士の準決勝

 

 準決勝の目玉は何といっても事実上の世界ランキングNo.1決定戦、ローリー・マキロイ(北アイルランド) vs. リー・ウェストウッド(英)のマッチだが、もう一方の準決勝も違った意味で注目を集めている。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権(アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC)は現地時間25日、準々決勝4マッチを行い準決勝進出者が決定。世界ランク2位のマキロイと同ランク3位のウェストウッドが、最終日午前の準決勝で相見えることになった。世界のゴルフファンはこの一戦に釘付けだが、開催地のアリゾナではもう一方の準決勝が盛り上がりを見せそうだ。なにしろ2008年以来4年ぶりにアメリカ勢同士の準決勝が実現したのだから。

 ハンター・メイハン(米)とマット・クーチャー(米)の対決となった準々決勝第1マッチ。接戦が予想されたが、この日はクーチャーがグリーン上で苦戦。3〜4メートル以内のパットを6度ミスして波に乗れず、6アンド5の大差でメイハンに軍配が上がった。

 そのメイハンと準決勝で対戦するのがこの日ピーター・ハンソン(スウェーデン)を4アンド3で下したマーク・ウィルソン(米)。「僕がここまで勝ち上がるとは、誰も予想していなかったんじゃないかな」と、ベスト4入りを果たしたウィルソンは謙遜するが、今季はすでにヒューマナ・チャレンジで優勝しており、立派な優勝候補だ。アメリカ勢同士の対決を制した者がマキロイ vs. ウェストウッド戦の勝者と決勝戦を戦うことになり、メイハンとウィルソンのどちらかが栄冠に輝けば、2008年のタイガー・ウッズ(米)以来4年ぶりに米国勢チャンピオンの誕生となる。

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