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世界No.3のL.ウェストウッド、思い出の大会で逃げ切りV!

更新日:2012/06/10 09:17
世界No.3のL.ウェストウッド、思い出の大会で逃げ切りV!

 

 欧州ツアー初優勝を飾った思い出の地で、リー・ウェストウッド(英)が逃げ切って今季初優勝を飾った。

 同ツアーのノルデア・マスターズ(スウェーデン、ブロ ホーフ スロットGC)は現地時間9日、最終ラウンドの競技を行い、この日後続に3打差をつけ単独トップからスタートしたウェストウッドが3アンダー69をマーク。4日間連続60台(68-64-68-69)の危なげないゴルフで通算19アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位に入ったロス・フィッシャー(英)に5ストロークの大差をつけてツアー通算22勝目を達成した。

「今週は本当に良いプレーが出来た。でなければ5打差で勝つことは出来ないからね」と今季初Vに満面の笑みでトロフィを掲げたウェストウッド。後半距離の長い12番で2オンに成功すると、2メートルのイーグルパットを楽々沈め優勝を決定づけた。

 今大会では1996年に記念すべきツアー初Vを飾り、2000年にも勝っているが、12年ぶりの大会通算3勝目に「初Vは90年代か、僕も年を取ったものだね」と苦笑い。ウェストウッドにとっては、次週の全米オープン(現地時間14〜17日/米カリフォルニア州、オリンピックC)での悲願の初メジャー獲りに弾みをつける貴重な勝利となった。

 またチャージを見せたのが、こちらも全米オープンでメジャー初Vに挑むセルヒオ・ガルシア(スペイン)。15番までに6バーディを奪ってリーダーボードを駆け上がると、17番でこの日唯一のボギーを叩いたものの5アンダー67の好スコアをマーク。通算13アンダーとし、前日より13ランクアップの3位タイで4日間の競技を終えた。

 一昨年、昨年と連覇が続いた地元勢は今回英国勢の牙城を崩すことが出来ず、最上位はガルシアと同じ3位タイに入ったピーター・ハンソン(スウェーデン)だった。

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