プロ11年目の永井が初V! 有村は単独5位
更新日:2012/09/16 18:11
掲載日:2012/09/16 18:05
国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックは16日、愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。7位タイスタートでプロ11年目の永井奈都が、賞金ランクトップで前日単独首位の全美貞(韓)を逆転し、うれしいツアー初優勝を成し遂げた。
永井は前半を4バーディ、1ボギーで折り返し、14番、15番で連続バーディを奪って通算11アンダーまでスコアを伸ばす。この時点で13番まで終えていた単独首位スタートの全、2位タイスタートのイ・ボミ(韓)と並ぶ。
その後、14番でイ・ボミがダブルボギーを叩いて一歩後退。その間に永井は17番でバーディを奪って優位に立つと、最終18番では全が痛恨のダブルボギー。先にパーセーブし通算12アンダーでホールアウトしていた永井に初優勝が転がり込んだ。試合後「信じられません」と語った永井。ここまでの道のりが長かった分、勝利の味は格別なものだろう。
上位3人が優勝争いを繰り広げる終盤、上がり4ホールで3バーディを奪った佐伯は、猛追するも及ばず通算10アンダーでイ・ボミと並び2位タイ。最終ホールでスコアを崩した全が通算9アンダーで単独4位となった。
また、2週連続優勝を狙った有村智恵が通算8アンダーで単独5位、1打差の6位タイにイ・ナリ(韓)、リ・エスド(韓)、藤田幸希が入り、横峯さくらは通算4アンダー17位タイに終わっている。