今田3連続ボギーで後退 逆転シード遠のく
更新日:2012/11/11 11:57
掲載日:2012/11/11 09:46

予選ラウンドを2位タイの好位置でクリアし大逆転での来季シード確保に望みをつないだ今田竜二だったが、3日目は不本意な結果に終わった。
米男子ツアー今季最終戦、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・ホスピタルズ・クラシックは現地時間10日、フロリダ州のマグノリアGCを舞台に第3ラウンドの競技を行い、2位タイからスタートした今田は中盤3連続ボギーを叩いて失速。スコアを伸ばしたかったムービングデーに3バーディ、4ボギーの1オーバー73と崩れ、通算8アンダーの16位タイに後退した。
前日に続き単独トップの座を守ったチャーリー・ベルジャン(米/通算13アンダー)とは5打差。ゴルフは最後まで何があるかわからないから逆転が不可能な差ではない。だがもしベルジャン、あるいは2打差の2位タイにつけるチャーリー・ウィー(韓)、ブライアン・ゲイ(米)、ジョシュ・ティーター(米)らがビッグスコアをマークすれば自力での逆転Vは難しくなる。賞金ランク125位以内のシード権獲得にはもう奇跡の優勝しかない。残り18ホール、今田には苦しかったシーズンを吹き飛ばすようなチャージを期待したい。
その他、カミロ・ビジェガス(コロンビア)が通算10アンダーでトミー・ゲイニー(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らと並び5位タイにつけているが、この順位ではビジェガスもトップ125入り(シード獲得)には届かなない。同じく5位タイにつけるボーン・テイラー(米)もトップ5入りがシード権獲得の条件となるだけに、背水の陣で最終戦に挑む選手たちは悲壮な覚悟で最終日を迎えることになる。