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次回ライダーカップ主将はT.ワトソン!

更新日:2012/12/13 09:57
次回ライダーカップ主将はT.ワトソン!

 

 ライダーカップ2014年大会の米国チーム主将は、トム・ワトソン(米)が務めることになった。

 互いの名誉をかけた2年に1度の欧米決戦であるライダーカップ。同大会を主催するPGAオブ・アメリカは当初、現地時間13日にNBCの朝の番組で“ミステリーゲスト”として新主将を紹介し、その後ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルで会見を行うと発表していた。だが、それに先んじて現地時間11日の夜、米ゴルフ専門誌『ゴルフダイジェスト』がウェブサイトでワトソンの主将就任を報じたのだ。

 スコットランドのグレンイーグルスで開催される再来年の同大会には、ライダーカップ米国チーム史上最年長の65歳で臨むことになるワトソン。現在はメジャー大会や米チャンピオンズツアーなどを中心にプレーしており、2009年全英オープンではスチュワート・シンク(米)とのプレーオフの末、惜しくも大会史上最年長優勝を逃したものの、メジャー8勝の実力を遺憾なく発揮した。

 過去8大会で2勝6敗という状況にある米国チームは、今度こそ必勝を誓っている。奇しくも米国チームが最後に敵地で勝利を収めたのは、ワトソンが主将を務めた1993年大会である。そんな思いのあふれる今回の主将選出だが、ツアーの第一線から離れて久しい男が、どこまでチームメイトたちの心をつかみ勝利に導くことができるのか、と首を傾げる関係者が多いのも事実。「また(主将の責任を)負うことができたらとても名誉なことだ」と話していたワトソンは、とてつもない重責を背負い込んだことになる。

 なお、PGAオブ・アメリカのスポークスマン、ジュリアス・メイソン氏は「2014年ライダーカップについてのニュースは木曜日に」としか答えておらず、あくまで正式発表を待つ姿勢でいる。

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