53歳P.シニア2週連続Vに向け3打差3位タイ浮上!
更新日:2012/12/15 21:59
掲載日:2012/12/15 19:18
前週豪州ツアー、オーストラリアン・オープンの最年長V記録を塗り替えたピーター・シニア(豪)が尻上がりに調子を上げている。
現地時間15日に行われた豪州、ワンアジア両ツアー共催のオーストラリアンPGA選手権(豪州、パーマー・クーラム・リゾート)第3ラウンド。5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマークしたシニアが通算10アンダーとして前日の8位タイから3位タイに順位を上げた。首位とは3打差。衰えを知らない53歳の2週連続Vが現実味を帯びてきた。
初日から首位を走るダニエル・ポポビッチ(豪)が通算13アンダーまでスコアを伸ばし単独トップの座を守り、2打差の単独2位にアンソニー・ブラウン(豪)がつけているが、好調なシニアが背後に近づき戦々恐々としている。
当のシニアは「(最年長Vを達成した)先週よりもショットの調子は良い。質の高いショットが決まると気持ちの良いものだね」と好調なラウンドを振り返ったが、「パー5でスコアを伸ばせていないのが納得出来ない。このコースはビッグスコアも望めるし誰が勝ってもおかしくない。明日はパット勝負。グリーン上で1つでも多く(バーディ)パットを沈めた人間に勝機がある」と気を引き締め、前人未到の快挙に向け全力を尽くすことを胸に誓った。
尚、日本勢は川村昌弘と富田雅哉が出場していたが予選ですでに姿を消している。